七人七色の世界

副腎皮質機能低下症・下垂体機能低下症の闘病記

低血糖で倒れて入院したときのこと

2016年2月下旬、これを書いている時から2ヶ月くらい前のことになるのですが、低血糖で意識を失ったことがあります。その時のことを忘れないうちに書いておこうと思います。

結論からいうと、この日病院に運ばれたおかげで、私は自分が副腎皮質機能低下症だと知ることができました。

腸炎で休んでいたら、意識を失った

↑ 母が記録していた、2月23日の自分の様子。

2016年の2月中旬〜下旬ごろ、私は実家で胃腸炎を起こして休んでいて、おかゆなどの柔らかいものしか食べていませんでした。

そんな状態が何日か続き、2月23日に異変が起こりました。その日は午前中から一日中寝ていて、家族によると、夕方になっても目を覚まさず、身体はとても冷たくなっていたそうです。

そして救急車で近くの病院に運ばれたのですが、血糖値は21しかなく意識はありませんでした。それから意識が戻っても、しばらくは手や足の感覚は麻痺したままでした。

最終的には、点滴によるブドウ糖の投与などで血糖値は136まで回復し、意識や感覚も元に戻りました。そのためその日は実家に戻ったのです。

血糖値は正常値まで回復も、次の日また低血糖

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↑ 2月24日の自分の様子。

その日の夜は、もし異変があっても家族が気づけるように、居間に寝ることにしました。家に着いてから食事を軽く食べ、ゆっくり休みました。

しかし次の日の2月24日、目が覚めると、また救急外来のベッドの上でした。

家族によると、やはり私は朝から意識がもうろうとしていて、異常に暴れたので手に負えず(これは低血糖発作の一つだったらしい)、救急車を呼んだそうです。その時の血糖値は36だったそうです。

結局この日も同じ病院に運ばれ、先生方の迅速な対処により、血糖値は正常に戻り、意識は回復しました。

でもまさか二日連続で低血糖を起こして、病院に運ばれるとは思ってもいませんでした。

結局そのまま入院。

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結局私は、その日のうちに入院することになりました。

おそらく物心ついてから初めての入院で、安心感と共にとても不安だったことを覚えています。

それから約2週間のあいだ、低血糖の治療と並行しながら様々な検査が行わたのですが、その様子はまた次回にしたいと思います。

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